リサイクルしよう

多くの大都市は、「安全宣言」と同じ線上に立ち、廃乾電池や蛍光灯管などの分別処理の必要性はないという"強気"の姿勢を示してきました。


しかし、もしも東京で仙台や府中のような回収が試みられれば、1年に1000トン前後の回収を見込めるでしょう。


これがリサイクルトナーのようなデポジット方式となると、循環資源研究所の村田徳治氏の話では2000トンにも達するともいわれています。


このような予測回収量は、水銀含有物の適正処理を徹底すると同時に、あらゆる手段を駆使してごみ減量に挑むべき東京都としては、けっして無視してよいほどの少量とはいえないのではないでしょうか。


ところで、廃乾電池は使用済み乾電池の回収・再利用の問題もさることながら、それ以前の問題・・・


つまり、使い切らずに捨てられる電池がいかに多いか、という問題があります。


三鷹市の消費者団体であるニ葉会では1984年以降、定期的に市のリサイクルセンターや消費者センターの回収箱から数十、数百の廃乾電池を取り出して、それをテスターにかけ、電力が残っている電池がどれだけあるか、換言すれば、捨てられた乾電池の中にまだ使えるものがどれだけ残っているかを調べてきました。


それによると、88年9月までの4年間に合計1万7537個の電池をテスターで調べたそうですが、そのうち5478個、31.1%の電池がまだ電力が残っているのに捨てられるものであったといいます。


カセットテープレコーダーを動かす力は弱まっていても、壁時計にはまだ十分使えるといった電池が、その例です。


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