産業に役立つ植物
アルドロヴァンダと呼ばれるハエジゴクに近縁な食虫植物がありますが、これには問題があります。
このヨーロッパの植物は、大きさが半分以下であるという以外、ハエジゴクにたいへん似た葉の罠を持っていました。
南ヨーロッパの湿地や沼沢地のほとんどが、ずっと以前から乾燥してしまっているので、この植物はすでに自生地では絶滅しているでしょう。
少数の植物が運よく南アフリカの希望峰に輸送され、そこで生きています。
この変わった種が、最終的に安全に生き延びるかどうかまだわかりません。
植物は、強力な生化学者なので、人間は植物から驚くほどいろいろな産業に役立つ化学物質を得ることができます。
植物はこのような化学物質を、自分自身の特別な目的に使っています。
これらの化学物質を理解し、単離し、巧みに操ることができるなら、それらは人間にとってたいへん価値あるものとなるでしょう。
植物は、太陽エネルギーを吸収し、そのエネルギーをさまざまな生産物に変えながら、このような化学物質を生み出しています。
リグニンのような生産物のいくつかは構造的にしっかりしていて、いろいろな木製品として人間に使われています。
石油、ゴム、樹脂をはじめとする他の多くのものも、それなりの用途があります。
植物から得られる自然の生産物が増大する一方で、これらの植物資源から得られる最終的な生産物のリストは無限に増えていくようです。